マメ知識:ソース公開版
ソース公開版とは
- ソフトウェアはプログラム言語で記述します。この記述したものが「ソースコード」です。
- このソースコードをコンパイラ等を使って、各実行環境{コンピュータの種類、OS(Windows、MacOSなど)}に合わせた形で、コンピュータが理解できる形式に変換します。この変換されたものが「バイナリーコード」です。
- ソフトウエア開発会社は、主にバイナリーコードのみを販売します。また他社にラインセンス料を取って供与したりします。ソースコードは企業秘密にして独占します。
- ソフトウエアを購入した一般ユーザは、ライセンス契約に従い、コンピュータにインストール(もしくはバンドル、プリインストール)し利用します。通常、ユーザはバイナリーコードを利用する権利を購入しているだけで、プログラムの複製、配付はもとより、ライセンスの範囲をこえてインストールすることは許されていません。
- ソース公開版とは、購入する側がプログラムを改変、カスタマイズ、複製などが可能なプログラム販売形式ということになります。ただし、二次使用、配布、販売などの権利については各々の契約によります。