webページ作成や文書作成に、フリーのフォントを使って、人とは一味違ったものを制作されているのをよく見かけます。年末の時期、クリスマスカード、年賀状などの作成用にもフリーのフォントは利用価値が高いものです。そこで、フリーのフォント(主に欧文フォント)ダウンロードサイトを紹介します。
フリーのフォントダウンロードサイトは数多く存在しますが、中にはやや怪しいサイトもあります。また、メールアドレスとパスワードでユーザー登録し、ダウンロードしたいフォントのリンクをクリックすると、メールアドレス宛にそのフォントのダウンロード用urlを送ってくるタイプや、ユーザー登録無しでダウンロードしたいフォントのリンクをクリックすると、サブウィンドウが開き、そこに表示された文字列を入力してsubmitすると、ダウンロードできるタイプなどがあります。
ここで紹介するサイトは、利用できるフォントの数はすくないものの、面倒なユーザー登録や文字列入力が不必要で、ただクリックするだけでダウンロードできるところを選びました。
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SearchFreeFonts: http://www.searchfreefonts.com/
フリーのトゥルータイプフォントが1300以上(有料フォントが3100以上)登録されていると書かれています。
フォント名で検索できます。また、フォントのカテゴリーが25あり、その中から選んでクリックすると、カテゴリーごとのフォントのイメージが表示されます。各カテゴリーのフォント数はまちまちで、1ページ内で表示できない場合、上にページリンクが表示されます。
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表示されたフォントは、右に「Rating」が書かれ、ダウンロードアイコンがついているものがフリーフォントです。イメージ、アイコン、アンカーテキストのどれを押してもダウンロード可能です。
(下図の上がフリーフォント、下が有料のポストスクリプトフォント)
ダウンロードするファイルは、無圧縮のttf(トゥルータイプフォント)になります。
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dafont.: http://www.dafont.com/
記号、ユーロ記号を含むフォントが約7600あり、細かくカテゴリー(Themesと表示されています)分けされています。[Foreign look]→[Chinese, Jpn]カテゴリーにクールな日本語フォントがあるかと期待しましたが、カタカナ風のものがわずかにあるだけでした。もちろんフォント名でも検索できます。
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各フォントは、イメージで表示され、イメージをクリックするとフォントの詳細が確認できます。また、イメージの右側に利用条件が書かれています。[Free for personal use]というのは、個人的利用はフリーだが、商用利用の場合は許可が必要という意味。[Free]とだけ書かれているものは商用利用を含めてフリーという意味。ダウンロードは、同じくイメージ右側の[Download PC/Mac OS X]をクリックします。ダウンロードはzipファイルで、それを解凍するとフォントファイル単体、もしくはフォルダに入ったフォントファイルセットになります。フォントファイルは、ttf、otf、fonになります。
フォントファイルの利用環境(以下原文のまま):
Windows Vista : Right-click on the font files (.ttf, .otf, .fon) > Install
Windows XP : Put the font files (.ttf, .otf, .fon) into C:\Windows\Fonts
Mac OS X : Put the font files (.ttf, .otf) into /Library/Fonts
※Mac OS X のzip解凍のご注意:このサイトからダウンロードしたzipの解凍の際、Mac OS X 標準のBomarchivehelperではエラーになることがあります。その場合、StuffIt Expanderで解凍できることがあります。
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1001fonts: http://www.1001fonts.com/
フォント名検索のほか、33のカテゴリーからフォントを選ぶことができます。ダウンロードできるフォントは、Windows用、Mac用それぞれトゥルータイプとポストスクリプトがあります(Windows用ポストスクリプトは少ないようです)。また、ライセンスは、freewearとdemowearが混在します。demowearは、個人利用の30日間試用のみ可能で、商用利用不可になっています。freewearは、すべてを確認したわけではありませんが、個人利用はもとより、商用利用も可能なようです。
※利用許諾:商用利用可能といっても、フォントそのものを販売したり、販売目的のCDやDVDなどに収録したり、フォントをそのまま使ってロゴタイプデザインを制作する場合などは、一般的な利用範囲を超えていますので、必ず著作権者に確認し、利用許諾を得ましょう。
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各フォントは、フォント名のイメージで表示され、そのイメージの下にダウンロード可能なフォントのタイプが明示され、それがダウンロードのリンクにもなっています。また、OutlinedカテゴリーなどWindows用トゥルータイプのみの場合がありますが、Mac OS Xで利用することは可能です。ただ、文字数や解像度の問題が生じることがあります。
ダウンロードファイルは、Windowsがzip形式、Macがsit形式になっています。
※sit形式:最近のMacOSには、sit形式対応のソフト StuffIt Expander(フリー)が標準で装備されていませんので、Macでこちらのサイトを利用される方は、sit形式対応ソフトを予めインストールしておく必要があります。
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※ご注意: このページに掲載しましたサービスやフォントをお使いの際は、ご自分の責任でお願いします。トラブル、不具合などが生じましても当方は一切責任を負いません。
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