2009年6月　Google ChromeのMac版とLinux版がテスト公開されました。しかし2009年8月現在、相変わらず、「Google Chrome-ブラウザをダウンロード」のページにMacでアクセスすると「今すぐ登録」画像が表示されます。テスト公開当初のMac版のバージョンは、3.0.182.5、 今回（2009年8月）ダウンロードしたバージョンは、3.0.197.12ですが、いまだにテスト公開ということのようです。ともあれリリースから2ヶ月後のバージョンアップしたGoogle ChromeのMac版を使ってみました。

テスト公開Mac版ダウンロードページ：
http://www.google.com/chrome/intl/en/eula_dev.html?dl=mac

Google Chrome　Macテスト公開版の特長

• 対応は、Intel Mac OS X 10.5.6以降となっています。ちなみに、Linux版はUbuntu 8.04またはDebian 5以降ということです。
• アドレスバーの上にタブが配置されたデザインや、タブごとに独立したプロセス割当など、Windows版と同じになっています。デフォルトのテーマ色がWindowsのブルーと違って、グレーになっています。Safariを意識したのでしょうか。
• Mac版には、「設定」と「ページメニュー」ボタンがありません。代わりにOSのメニューバーにいろいろあります。
• 英語版ですが、日本語ページの表示は問題ありません。レンダリングスピードは、Safari(4.0.2)よりも速く感じました。
• 「現行バージョン3.0.182.5では、Flashが動作しないためYouTubeを視聴できない」とリリース当初報告されていましたが、現在（バージョン3.0.197.12）では、大丈夫なようで、YouTubeもニコニコ動画も一部を除いて視聴可能です。
• 起動当初、「Themas Gallery」というテーマのページがサムネールされていたので、クリックしてみると、テーマギャラリーのページが用意されていました。

Google Chrome Themas Gallery

• 用意されたテーマは29あります。各テーマサンプルの[Apply thema]ボタンをクリックすると、そのテーマ（拡張インストーラのようです）がダウンロードされ、直ぐにそのテーマが反映されます。[Back to default]ボタンで簡単にデフォルトにも戻せます。
• 下の画像は、テーマ画像のサンプルが並んだテーマギャラリーのページ。すでにテーマを変更しています。
  ちなみにWindows版デフォルトのテーマと思われる「Classic」は、反映されませんでした。

Google Chrome Themas GalleryのページにWindows版で行ってみると。

「We're sorry, but themes are available for Google Chrome 3.0.195.3 and above only.」
ごめんね、このテーマを利用できるのは、Google Chrome 3.0.195.3以上だよ。と言われてしまいました。[Apply thema]ボタンをクリックすると、テーマ（機能拡張インストーラ）ファイルがダウンロードされますが、それをクリックしても起動しません。ちなみに試したWindos版Google Chromeのバージョンは、2.0.179.39。

追記：2009年9月15日、Windows用安定版「Google Chrome3」がリリースされました。それに伴い、上記Google Chrome Themas Galleryのテーマが、Windowsでも使えるようになりました。

http://tools.google.com/chrome/intl/en/themes/index.html