● Google Chrome for Mac、Linuxのリリースを待たず、早く体験してみたいというMac、Linuxユーザー向けに、「CrossOver Chromium」というソフトがあります。
「CrossOver」といえば、Windows用ソフトを WindowsOSのインストール無しに、Mac上で動かすことを可能にするソフトとして有名ですが、「CrossOver Chromium」は、 WindowsOS無しにChromeのみを起動させるソフトです。無料で提供されています。
Chromiumをバンドルしているので、別途Chromeをダウンロードする必要はありません。
Macの必要動作環境は、インテルCPU、OSは10.4以上となっています。PPCはサポートされていない、と記載されています。ご注意ください。Linux版は各種ディストリビューション向けが用意されています(下図参照)。
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● まずMacOS10.5で試してみました。ダウンロードの際のファイル名は「cxchromium」となっています(Mac版)。
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● インストールして最初に起動すると、下のような初期設定画面になり、このまましばらく時間がかかります。
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● 起動した画面には、Macらしからぬ雰囲気があります。フォントの処理のせいでしょうか。ともかく日本語のロケールは入っているので、日本語は扱えますが、検索ボックスに直接日本語入力はできないようです。コピペするしかありません。
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● ブックマークをインポートしてみます。 Google Chromeがリリースされたばかりの頃、ブックマークのインポートで、Internet Explorerしか選択できないとwebのコメントを見た記憶があります。でも私のWindows XP環境では、Firefoxも選択できました。しかし、「CrossOver Chromium」では、やはりInternet Explorerのみ。Chromeの中身はWindows版そのものですから仕方ないですが、インテルMacのOS10.4以上で開発終了したInternet Explorer Mac版が動くのか、いやそもそもInternet Explorer Mac版のブックマークをインポートできるのか、疑問は尽きません。
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● テーマは変更できます。themasフォルダのdefault.dllを置き換えます。下画像は一例。
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● MacOS10.4.11でも試してみました。quartz-wmが必要だとアラートが出る等,ちょっと面倒です。
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