Project Managerの略称。通称:プロマネ。
国家資格としてのPMの試験を行っている「独立行政法人情報処理推進機構」の対象者像では、
「情報システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、要員などプロジェクト遂行に必要な資源の調達、プロジェクト体制の確立及び予算・納期・品質などの管理を行い、プロジェクトを円滑に運営する者」となっています。
この資格の有無に関わらず、ソフトウェア制作会社において、上記と同様の仕事を担当している者をPMと呼びます。
PMの役割と業務内容は、同じく「独立行政法人情報処理推進機構」の役割と業務で以下のように記されています。
情報システム開発プロジェクトの責任者として、当該プロジェクトを計画、推進・管理する業務に従事し、次の役割を果たす。
(1)個別システム化計画に基づいて、当該プロジェクトの実行計画をプロジェクト計画として作成するとともに、必要な資源を調達し、プロジェクト体制を確立する。
(2)予算、納期、品質などを管理し、プロジェクトを円滑に運営する。進捗状況を把握し、問題や将来見込まれる課題を早期に把握・認識し、適切な対策・対応を実施することによって、プロジェクトの目的を達成する。
(3)プロジェクトの上位責任者及び関係者に、適宜、プロジェクトの取組方針、進捗状況、課題と対応策などを報告し、支援・協力を得て、プロジェクトを円滑に推進する。
(4)プロジェクトの大工程及び全体の終了時、又は必要に応じて適宜、プロジェクトの計画と実績を分析・評価し、プロジェクトのその後の運営に反映するとともに、ほかのプロジェクトの参考に資する。
★プロジェクマネージャに要求される具体的な業務のまとめ
・実現可能なプロジェクトを企画・提案する。
・顧客との折衝
・人材(プログラマなどのプロジェクトメンバー)を指名、確保。
・人材、資材、予算、納期、品質などを効率的に管理。
・プロジェクトの進捗状況を把握。問題、課題の予測と適切な対応、必要に応じて
社内で調整。
・開発から運用、評価までを適切に行なう。
・運用実績の分析。 など
|
引用:独立行政法人情報処理推進機構
http://www.jitec.jp/index.html
独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター
プロジェクトマネージャ試験(PM):
http://www.jitec.jp/1_11seido/h13/pm.html
[追記]2018年現在、上記URLは変更されています。
IPA 独立行政法人情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:プロジェクトマネージャ試験
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html
※プロパティマネジメント (Property Management)も略称はPMとなります。
こちらは、不動産に関する資産の管理業務を指します。