SEはSystem Engineerの略称
システムを構築する際に、要求内容を定義、調査分析し、設計の詳細までを担当する技術者の総称。
この場合のシステムとは、広い意味で本来コンピューター・システムに限ったものではありませんが、IT(情報技術)という言葉が広く一般化した現在、コンピューター・システムが大前提になっています。
コンピューター・システムの構築にあたって、SEはよくプログラマと比較されます。システムの規模によりいろいろなケースがありますが、おおむねプログラマはSEが作った設計に従ってプログラムを作り、これを組み上げ、 SEは複数のプログラマの制作進行を含め、システム開発全体の管理を担当します。そのため、SEには、ソフト、ハード両面の知識はもとより、クライアントやプログラマ達とのコミュニケーション能力まで要求されます。アメリカ等ではSEを兼任しているプログラマが珍しくないそうですが、日本ではプログラマとして配属され、経験を重ねた後にSEになることが多いようです。
SEという略称は、通常システムエンジニアを指しますが、時、場所により、セキュリティエンジニアやセールスエンジニアを指すこともありますので確認が必要です。