webページをレイアウトデザインする際にもっとも注意しなければならないことのひとつとして、ユーザー側のディスプレイサイズがあります。10インチ程度のネットブックサイズから24インチを超える大型ディスプレイまで、さまざまなサイズに加えて、ユーザーの好みに合わせた解像度設定によるスクリーンサイズやブラウザのウィンドウサイズにより、さらに多様な表示領域が存在します。
レイアウトデザインにおいては、これらのすべての表示領域で、デザイン性を保ち、かつユーザビリティを損なわないものが要求されます。しかし、ある程度ターゲットをしぼったとしても、表示領域の幅を固定したレイアウトではカバーしきれません。
そこで、表示領域の幅を固定せず、%を用いてユーザ側の表示領域に合わせて可変的に表示させるように工夫したレイアウトが登場しました。これがリキッドレイアウトと呼ばれる手法です。多くのポータルサイトで使われています。