シーサート (CSIRT:Computer Security Incident Response Team)
CSIRT(シーサート)とは
CSIRT(シーサート)とは、「Computer Security Incident Response Team」を略したもので、経済産業省 が独立行政法人情報処理推進機構(IPA)とともに策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」(2015年12月28日公表、2016年12月8日改定)によると、「サイバー攻撃による情報漏えいや障害など、コンピュータセキュリティにかかる インシデントに対処するための組織」ということになります。このガイドラインは、企業が保有する顧客の個人情報や、重要な技術などの機密情報を狙うサイバー攻撃が増加し、かつ手口は巧妙していることから、大企業及び中小企業(小規模事業者を除く)のうち、ITに関する製品やシステム、サービス等を供給する企業及び経営戦略上、ITの利活用が不可欠である企業の経営者を対象として、サイバー攻撃から企業を守る観点で、経営者が認識する必要がある「3原則」や経営者が情報セキュリティ対策を実施する上での責任者となる担当幹部{CISO(最高情報セキュリティ責任者:企業内で情報セキュリティを統括する担当役員)等}に指示すべき「重要10項目」をまとめています。 経済産業省 「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」