BtoB-EC(ビートゥービーイーシー)
BtoB-ECとは
「BtoB-EC」の”BtoB”とは、”Business to Business”の略で、企業が他の企業を対象として行う企業間商取引を指します。toの音から「B2B」と表記されることもあります。
また、「BtoB-EC」の”EC”とは、”Electronic Commerce”の略で、インターネットを利用した売買や決済、サービスの契約などを行う「電子商取引」全般を指しますが、一般的には「オンラインショップ」、「ネットショップ」などの意味で使われることが多いようです。「イーコマース」などとも呼ばれます。
「BtoB-EC」とは、上記の2つの略語を合わせたもので、インターネットなどの情報通信を利用したオンラインショップのような形態で行う企業間商取引を意味する用語です。
● コニファの「BtoB 受注システム 百万石」も BtoB-EC です。
BtoB-ECサイトの代表例
- アスクル(アスクル株式会社)
- モノタロウ(株式会社MonotaRO)
- MiSuMi-VONA(株式会社ミスミグループ本社)
- スーパーデリバリー(ラクーン社)
- NETSEA(SynaBiz社)
これまで閉鎖的であった企業間取引は、このようなサイトの存在により大きく変わり始め、現在では様々な形態のBtoBのECサイトが誕生しております。
BtoB-EC と BtoC-ECの違い
得意先毎の単価や掛率設定、販売商品の制御、掛け売り、スケールメリットなど、従来の商習慣を盛りこんだ、ECサイトになっていることが特徴です。
近年のトレンド 会員制の自社ECサイト
2000年頃から多くの卸売業者のECサイトが作成された事により、新規顧客開拓の役割を果たした反面、同じサイト上に競合他社の製品が掲載される事による価格競争が起きるという、デメリットがありました。
そこで、2015年頃から登場しはじめたのが、会員制の自社BtoB-ECサイトです。 取引先毎に設定した販売商品や、価格の管理機能はそのままに、自社製品だけを販売するECサイトを運営する形態です。
ECサイトを自社の業務フローの中に組み込むことで、電話やFAXによる受注といったこれまでの体制をECサイトへ移すことで業務効率化を図ることができるだけでなく、取引先が自社商品だけをじっくり選んでいただく機会を設ける事ができるので従来にはなかった組み合わせの商品発注が増えた等、ロングテール効果も見込めます。
● コニファの「BtoB 受注システム 百万石」も 導入企業様の商品だけを販売する会員制のBtoB-ECサイトを構築します。URLやログインID等は、お取引先にしか告知されないクローズドサイトです。