■ Bootcampβ版を新しいMac Bookへ

2007年6月、当初のものから2世代後のMac Book(Intel Core2 Duo、メモリ標準で1GB)に変更。Bootcampβ版を新しいバージョンにして、WindowsXPをインストールし直しました。しかし、このBootcampはあくまでβ版なので、使用期限（Bootcamp正式版が発表されるまで）があります。そして正式版は次期MacOSの Leopardに含まれるとのことなので、Leopardの発売日10月26日以降は使えなくなるのか?とやや心配。

Mac Book上のWindows XPはテストのつもりでインストールしたものの、それなりにファイルが溜まっているので、これをバックアップしておかなくてはと思っているうちに、10月26日をむかえてしまいました。しかし、Windows XPは問題なく動作しています。

古いドライバでかまわないなら、このまま動き続けるのかな?と能天気にかまえて、放置していたところ、12月に入るとAppleから突然のメール。
内容は、「Bootcampβ版の使用期限は、2007年12月31日」と最後通告でした。

■ Bootcamp正式版はどうすれば…?

あわてて、Leopardを購入。しかし、仕事で使う主なソフトの動作がLeopardで確認されていないので、メインのOSにするのには不安が残り、メインは10.4.11のまま、Leopardを外付け2.5インチFirewireHDDにインストールしました。

早速Leopardを立ち上げ、Bootcamp正式版を起動、しかしワーニング（外付けHDDには、Windowsパーテーションは作れないとか何とか）が出て、先へ進めません。外付けHDDに、Windowsパーテーションを作れないことは知っていましたが、外付け起動OSから、BootcampドライバCDを作成できない…??。いろいろやってもうまくいかず、AppleのBootcampのページを覗いてみるとなんとそこに書いてありました。

正式版の作業は以前より簡単に。

β版のときのように、ドライバCDを作成するなど、MacOS側から操作することばかり 考えていました。
以下は、Boot Campβ版+Windowsインストール済みの場合の手順（極簡単な）。
（１）LeopardのインストーラーDVDを挿入したまま、MacBookを再起動、起動音がなったところでoptionを押したままにし、 OS選択でWindowsを選び、起動。
（２）起動したWindowsのマイコンピュータからDドライブをダブルクリック。

（３）後は自動で各ドライバがインストールされます。
（４）β版のときのように引っかかることなく、インストーラーは以下のように終了しました。

● 追記
Windows XPでは、「自動更新」でWindows Update ソフトウェアが自動的に更新されます。Boot Camp上のWindows XPでも同様になります。「自動更新」の設定を推奨される「自動」にしている方も多いはずです。しかしSP3(Windows XP Service Pack 3) の更新には注意が必要です。SP3には、事前に「Boot Camp Update 2.1 for Windows X」のインストールが必要です。これを適用する前にSP3に更新した場合のいろいろなトラブルがネット上で報告されています。

Appleのサポートにも以下のように書かれています。

Boot Camp上のWindows XPがSP2で、SP3にする予定がない場合、「自動更新」の設定は、「更新をダウンロードするが，インストールは手動で実行する」などにしておいた方が無難です。

Apple「Boot Camp Update 2.1 for Windows XP」ダウンロードページ：
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/bootcampupdate21forwindowsxp.html

Apple Boot Campのページ：
http://www.apple.com/jp/macosx/features/bootcamp.html