日本通信販売協会の統計によると業界大手企業92社の2006年3月度の1社あたりの平均受注件数は、96800件余で、1日当たり約3200件、これをもし電話オペレータのみで受注していたとしたらどの位の人数が必要でしょう。
筆者の体験では、ある商品を電話で注文した時の所要時間は10分でした。この時間はケースバイケースでしょうが、仮に平均5分として1時間に捌ける受注数は12件、1日8時間勤務で96件、計算すると1日に必要なオペレータの延べ人数は平均33人程度になります。
この計算結果は大手にしては少ないのかもしれませんが、もし中小がこんな受注をしていたら、たいへんな額の人件費負担になります。
web受注なら、1人で十分に管理できます。しかも専任教育は必要ありません(パソコンを起動することができて、ブラウザを立ち上げられることが前提です)。web受注のシステムを導入するだけで、ただちに4人分の人件費削減につながります。
(弊社 BtoB WEB受注システムの場合)
営業担当が、顧客企業を巡り、受注を取ってくる御用聞きと化している場合、その営業担当が優秀であればあるほど、帰社した後に多くの受注伝票を基幹システムに入力する作業が必要になります。web受注なら、営業担当を入力作業から解放し、営業担当は、本来の業務に専念、営業活動の効率アップが図れます。
(弊社 BtoB WEB受注システムの場合)
電話オペレータによる聞き違え、入力ミス、FAX受注による転記ミス、御用聞き営業担当の入力ミス、そしてこれらによる再確認作業、顧客からのクレーム対応などによって人的資源が浪費されます。これは人件費に次ぐ受注コストになります。
web受注ならこのコストは一切かかりません。なぜなら顧客が入力したデータは、そのまま基幹システムに入るからです。言い換えると、web受注において発生する受注ミスは、すべて発注者である顧客側のミスです(商品発送のミスは除きます)。
(弊社 BtoB WEB受注システムの場合)
最近の企業活動には、インターネット接続環境(ADSL以上の常時接続)は欠かせないものになっています。そんな環境をお持ちにも関わらず、電話、FAXでの受注は、余計な通信費を顧客に強いるものになっています。また、顧客サービスとして0120など通信料金受信者負担にしている場合は当然自社のコストになります。web受注なら、自社も顧客も既存の常時接続費以外の通信コストはかかりません。
(弊社 BtoB WEB受注システムの場合)