「404エラー」というのには、あまりお目にかかりたくない！

webページ管理者としては、どんなものであれ「404エラー」というのは見たくないものです。一瞬、胃壁が真っ青になった気分になります。

今回のエラー内容は、

/404.html <-- /△△△△/○○○○plugin/lib/jquery.min.map

で、「jquery.min.map」が見つからない？というものらしいですが・・・。

この「jquery.min.map」とは？

階層からすると、「jquery.min.js」を置いているところと同じで、jquery関連ということは分かりますが、「jquery.min.map」というファイルに関わった記憶がまったくありません。いろいろ調べているうちに、ちょっと前にjQuery 1.9から「ソースマップ」に対応したという記事を見聞きしたのを思い出しました。

「ソースマップ」が有効になっているか確認
Google Chromeの画面右上の設定アイコンをプルダウンし、[ツール]→ [デベロッパー ツール] を開きます。

[デベロッパー ツール]の画面右上のギアアイコンをクリックして、[Settings]の画面を表示、[Sources]部分の[Enable JS source maps] にチェックが入っているか確認します（Windows8.1のGoogle Chrome 32.0.1700.76 mの場合）。

Macの場合も同様に[デベロッパー ツール]を開き、画面右上のギアアイコンをクリック、[Settings]の画面を表示して確認できます（Mac OS 10.6.8のGoogle Chrome 32.0.1700.102の場合）。

　

ミニファイ版のjquery.min.js しかロードしていなくとも、非圧縮版のjquery.jsの情報にアクセスできて、デバッグなどでも困らないというものらしいです。

私自身は、あまりGoogle Chromeを使うことが多くないので気付くのが遅れましたが、WindowsもMacもデフォルトで[Enable JS source maps]のチェックが入るようです。来訪される方々のブラウザの設定によるものなので、サーバーサイドからこのエラーを回避する方法は限られてしまいますが、とりあえず次のようにしています。

このエラーを出さないようにする方法

• ● サーバーサイドに「jquery.min.js」があるとChromeは「jquery.min.map」を探し、無いとエラーをログに残すようなので、「jquery.min.js」をおく場合は、「jquery.min.js」と同じバージョンの「jquery.min.map」もダウンロードしておき、同じ階層に置いておく。
  「jquery.min.map」のダウンロードは、「jquery.min.js」と同じ「ajax.googleapis.com」から。 今回使用していたバージョンは1.9.1なので、
  

  http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js
  http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.map

  　となります。
  
  また、jQueryの本家からダウンロード（http://jquery.com/download/）する場合は、次のようになります。
• 
• ちなみに「jquery.min.js」ではなく「jquery.js」のほうを置いておくぶんには問題はないと思います（多分）。
  
• ● または、サーバーサイドに「jquery.min.js」を置くのを止めて、CDL（コンテンツデリバリネットワーク）を利用して読み込みます。

  <script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js"></script>