研究者達は当初、ソースコードを共有するにあたり、アメリカにもともとある考え方Public domain(パブリックドメイン)を用いました。
Richard Stallmanは、パブリックドメインソフトウエアの問題点を解決する方法として、新しいソースコードの公開方法「コピーレフト」を考え出しました
●以下を守る限り、自由に使用、改良、再配布できる 。 ●ソースコードを利用して、プログラムを作成、改良したら、そのソースコードを必ず公開する 。 ●ソースコードの著作権は放棄しない 。 ●再配付するソースコードには、まったく同じ条件を付ける 。
コピーレフトを進める具体的活動をGNUプロジェクトと名付け、これを支援する団体「フリーソフトウェア財団」(FSF)を設立し、「GPL」(「GNU一般許諾ライセンス」)を公開しました。GPLのオープンソースソフトウエアとしてもっとも有名なのは、Unix互換のOSであるLinux。