●Google Chromeは、オープンソースプロジェクト
Chromiumがソースコードとともに公開しています。
http://code.google.com/chromium/
追記
●2008年9月4日 Google は、ユーザーの批判を受けて、Google Chromeで表示するコンテンツに対する著作権の扱いについて一部利用規約を改定したようです。
I
NTERNET Watch「Google Chromeの利用規約が改訂、一部ユーザーからの批判受けて」
●2008年8月28日のIE8ベータ2リリースから1週間足らずで、Chromeが登場したことから、web上は両者を比較するコメントであふれかえっています。そんな中、IEに肩入れする方々は、セキュリティ面、機能面を前面に出してIE8のアドバンテージを強調されています。ちょっと土俵が違うように感じますが…。
そんなIE8の新機能のひとつ、AcceleratorがFirefox3で使えてしまうというアドオンを見つけました。
マイコミジャーナル IE8の新機能もFirefox 3で実現?
●「サッドマック」ってご存知ですか?
Google Chromeには、サーバーの障害やトラフィックの混雑で目的のページが正常に表示されないときなどに行うページの強制終了があります。そのときに下のような画像が黒いブラウザ画面に表示されます。Macの古いOS(OS9以前)を利用したことがある方ならドキッとされるかもしれません。これはまさにMac起動時の異常(主にハード的な障害による起動不能)を知らせるサッドマック(Sad Mac)です。
●2008年9月29日 SRWareというドイツの企業がオープンソースのChromiumをベースに新しいブラウザ「SRWare Iron」を発表しました。Googleのユーザ情報収集機能や自動アップデート機能等を無効にしたものだそうです。そのためかブラウジングスピードがChromeよりやや速く感じます。ただし日本語未対応です。ブラウザ画面の見た目はそっくりです(Chromeのテーマを変更していなければ)。
マイコミジャーナル Google Chromeベースの新ブラウザIron登場
SRWare Ironダウンロードページ(Windows XP、Vista用のみ)
●シンプルなデザインのGoogle Chromeの見た目をカスタマイズ。
非公式ですが、クールなデザインのテーマがたくさん出回っていますので、Google Chromeの見た目を変更されている方も多いと思います。しかしGoogle Chromeのバージョンが新しくなってきたことで注意が必要です(2008年11月10日現在上記ダウンロードページから入手できるバージョンは、0.3.154.9になっています)。バージョン0.2.149.29〜0.3.154.0で使っていたテーマは、0.3.154.3以上では使えません。古いテーマファイルで「default.dll」を上書きしてしまうと、Google Chromeが起動できなくなってしまいます。テーマファイルを利用する際は必ず「default.dll」をバックアップしておきましょう。
iPhone風テーマ:http://chrome-themes.blogspot.com/2008/10/new-iphone-theme-for-google-chrome.html
・ちなみに置き換える「default.dll」の場所は、
XP:C:¥Documents and Settings¥
ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Chrome¥Application¥
バージョン¥Themes¥
・バージョンのフォルダが2つある場合は、現在使っているGoogle Chromeのバージョンに合わせます。
Google Chromeのバージョンの確認:[Google Chromeの設定]→[Google Chromeについて]
・また、USBメモリーに入れて持ち運べるPortable Google Chromeも登場しています。
http://www.softpedia.com/get/PORTABLE-SOFTWARE/Internet/Browsers/Portable-Google-Chrome-Chromium.shtml
2008年11月12日現在ダウンロードできるものは、バージョン 0.2.151.0になっていて、古いタイプのテーマファイルが使えます。前出の「SRWare Iron」とは違い、日本語に対応しています。
Portable Google Chromeの見た目も動作も、Google Chromeと変わりありません。
上の画像は、テーマに「Go_Green」を使用。テーマファイル「default.dll」の場所はGoogle Chromeよりも分りやすく、ボリューム名:¥Portable_Google_Chrome_04.09.2008¥Chrome¥themes¥
追記
●2008年11月26日、
Google Chromeを立ち上げると、iPhone風テーマにしておいたはずが、デフォルト(Google Chromeの初期のブルー)に変わっていました。バージョンを見てみると、「0.3.154.9
」から「0.4.154.25」に変わっています。いつの間にかアップデートしていました。
[C:¥Documents and Settings¥
ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Chrome¥Application]に各バージョンごとのフォルダができていて、その中にテーマ変更のための
themesフォルダがあります。アップデートの際、ブックマークは自動で引き継いでくれるものの、テーマのファイルは、バージョンごとのマッチングが必要なためか、だめなようです。手動で替えるしかありません。
今回は幸い,上記「●シンプルな…
」のようなトラブルはなく、以前のテーマが使えるようで、iPhone風テーマに戻しました。
追記
●2008年12月12日、初の正式バージョンとなりました。バージョンは、v1.0.154.36。
大きな変更点:要望の多かったブックマークの編集機能にこたえて、「ブックマークマネージャ」が実装されました。この時点で、Mac版は相も変わらずリリースされていません。Safariと同じ「WebKit」を使用しているので、素人目には Mac版への移植は簡単そうに思えたのですが、結構時間がかかっています。
追記
●2009年5月21日、300を超えるバグを修正したとされる安定板Google Chrome 2.0が公開されました。
「WebKit」エンジンとJavaScriptエンジン「V8」の新版を採用して従来よりも約30%高速化したということです。アップデート後のバージョンは、2.0.172.28となっています。
目に見える大きな変更点:前記(
●)の
サムネイル表示関連で、特定のサムネイル削除が可能になりました。これでChromeがまた一歩身近になりました。
右図は、起動画面(新しいタブを開いた時も同じ)の左下部分です。「サムネイルを削除」が加わっています。
これをクリックすると右下図(縮小50%)のようになります。
削除するサムネイルの×マークをクリックするとサムネイルが消え、削除されます。
削除が終わったら、「完了」ボタンを押します。